シンプルフレーム

任意形状の平面骨組み構造物の弾性構造解析

シンプルフレーム

 シンプルフレームは任意形状の平面骨組構造物の弾性構造解析を行います。一貫設計プログラムにはないフレキシビリティーを備え、設計者の意図に確実に沿ったモデルを作成できます。

 データの作成はCAD機能で解析モデルを素早く作成できます。ビル形建物、山形ラーメンなどのテンプレートを使えば、スパン、階高、部材断面、荷重などのデータ入力で簡単に解析モデルを作成できます。さらに編集機能で部材のコピー、移動、削除、部材の追加./変更、支点の追加/変更も自由に行えます。また、従来どおりのテキストデータにも対応しています。

 SI単位と旧単位系の両方に対応しています。

 

シンプルフレームの概要

◎シンプルフレーム操作画面(モデル図)

◎テンプレートを使った解析モデルの入力

◎CAD機能を使った解析モデルの作成

 

シンプルフレーム解析例

◎荷重図

◎軸力図

◎Q図

◎MQN図

◎M図

◎変位図

 

シンプルフレーム解析例(山形ラーメン)

◎荷重図

◎軸力図

◎Q図

◎MQN図

◎M図

◎変位図

◎計算書出力例(山形ラーメン)

◎トラス梁の解析(変位図)

◎偏心率とねじれ補正値の計算

◎シンプルフレームの主な特徴

◎このような業種に最適

◎解析可能規模/動作環境

 

 

シンプルフレーム操作画面(モデル図)

シンプルフレームモデル図

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シンプルフレーム解析モデルの入力方法@(テンプレート)

 テンプレートを利用して連続したフレームや山形ラーメン、梁の解析モデルをワンタッチで作成できます。柱の数、スパン、階数、階高、柱のメンバー、梁のメンバーおよび固定荷重、積載荷重、地震荷重などの項目を入力するだけでできます。解析モデルが作成されます。

シンプルフレームテンプレート設定ボックス

◎フレーム(スパン数、スパン、階数、階高、柱メンバー、梁メンバー)、山形(片流れ、山形)、梁(梁、断面、分布荷重)

シンプルフレームテンプレート荷重セットボックス

◎一般(正方形、丸形、長方形)、形鋼(H形鋼、C形鋼、カラム、L形鋼、鋼管、I形鋼)、ビルトアップ(BH、BOX)

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シンプルフレーム解析モデルの入力方法@(CAD機能)

 CAD感覚で解析モデルを作成できます。グリッドの分割数と荷重ケースなどを設定し、部材の接合状態や断面積などを設定し、グリッドの交点と交点を結びフレームを作成します。鋼種も自由に設定でき変更も簡単です。初心者でも簡単に解析モデルが作成できます。

シンプルフレーム解析モデル

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シンプルフレーム荷重図

シンプルフレーム荷重図

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シンプルフレーム軸力図

シンプルフレーム軸力図

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シンプルフレームQ図

シンプルフレームQ図

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シンプルフレームMQN図

シンプルフレームMQN図

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シンプルフレームM図

シンプルフレームM図

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シンプルフレーム変位図

シンプルフレーム変位図

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山形ラー メンの計算(荷重図)

山形ラーメン荷重図

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山形ラーメンの計算(軸力図)

山形ラーメン軸力図

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山形ラーメンの計算(Q図)

山形ラーメンQ図

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山形ラーメンの計算(M図)

山形ラーメンM図

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山形ラーメンの計算(MQN図)

山形ラーメンMQN図

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山形ラーメンの計算(変位図)

山形ラーメン変位図

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計算書出力例(山形ラーメン)

 出力書式はそのまま計算書に仕上げられるようなるべくコンパクトにまとめ、かつ手計算でフォローできるように根拠となる必要なデータは多く表示しています。建築確認申請用の構造計算書としてそのまま添付できます。

シンプルフレーム印刷例
シンプルフレーム印刷例
シンプルフレーム印刷例
シンプルフレーム印刷例
シンプルフレーム印刷例

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トラス梁の解析(変位図)

トラス梁解析

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偏心率とねじれ補正値の計算

 壁・柱の座標、その負担する軸力、水平力もしくはD値を入力データとして偏心率とねじれ補正値の計算を行います。グリッドを設定し柱位置の通り芯設定値を入力すると設定した各交点に柱が置かれ軸力、横力とも設定されたデータが自動生成されます。

偏心率とねじれ補正値の計算

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シンプルフレームの主な特徴

一連計算プログラムではカバーできない山形ラーメンやトラス梁の解析ができます。

CAD機能でマウスを使って解析モデルを素早く 作成できます。さらに編集機能で部材のコピー、移動、削除、部材の追加、支点の追加も簡単にできます。

連続フレームの作成機能ではスパン数とそれぞれのスパン、階数、階高、柱、梁のメンバーまたは断面性能(JIS鋼材の断面テーブル装備)および荷重条件を設定すると自動的に連続した解析モデルを作成します。

山形ラーメンの作成機能では片流れ形状のフレームと山形のフレームをスパンとそれぞれ左右の高さ、棟の高さ、荷重条件などを設定するだけで自動的に解析モデルを作成します。

部材のデータ作成機能では部材の断面はJIS鋼材の断面テーブル やRC断面テーブルより選択して指定できます。節点荷重、分布荷重や集中荷重などの荷重条件 も、画面上で節点や部材を選択して簡単に設定や変更ができます。

両端とも剛節合、一端がピンで他端が剛節合、その逆、両端ともピンの4種類の部材が扱えます。

曲げ変形、せん断変形と剛域を考慮できます。

部材荷重、節点荷重、温度荷重が扱えます。

部材荷重は部材座標系もしくは全体座標系で定義します。

荷重の組合せが扱えます。

梁を自由に分割ができます。

コード番号を利用した消去法によって連立方程式を解いています。

●ハイベース等を使用する場合(柱脚の回転バネ)は、柱脚にハイベース剛性と等価な仮想梁を設定し解析します。

●シンプレームのメニューバーにはカーソル位置座標表示、荷重ケース切替、画面切替(モデル図、荷重図、N図、Q図、M図、MQN図、変位図)およびグリッド、スナップの表示切替、材料(鋼材/コンクリート)の選択、部材の選択(ピン−ピン、ピン−剛、剛−剛など)、断面性能の入力(A、As、I)および断面テーブルからの選択設定、支点の状態(固定、ピン、ローラーなど)、単位系(SI単位系)の設定など解析に必要な設定ができます。

●画面の色や解析図の部材、グラフ、文字の色などを自由に設定できます。各解析図のグラフを指定倍数で強調表示することができ、変化が微小で見づらい場合に便利です。

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このような業種に最適

本製品は構造設計を行なう幅広い業種で活用できます。

建築設計事務所(構造設計)、設計コンサルタント、プラント設計(機械設計)

建設会社、工務店

設備設計事務所

官公庁

建材メーカー

一般企業営繕

大学、工業高校、専門学校、職業訓練施設

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解析可能規模/動作環境

●最大接点数: 400

●最大部材数: 400

●最大荷重ケース数: 6 (組み合わせを含む)

●最大荷重コンビネーション数: 6

●最大荷重データ数: 800

●最大バンド幅: 90

●最大サポート数: 50

●最大断面種類: 400


CPU : Intel® Pentium® III 800 MHz 以上または互換プロセッサ

OS : Microsoft® Windows® XP (Professional、Home、Tablet PC) SP1 または
SP2、または Windows® 2000 Professional SP4

RAM : 512 MB以上

空き容量(インストール時) : 500 MB 以上

ディスプレイ : 1024×768 VGA 以上、True Color

ブラウザ : Microsoft® Internet Explorer 6.0 SP1 以降

周辺機器 : CD-ROM ドライブ(インストール時)

マウス、トラックボール、またはその他のポインティング デバイス

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