シンプルコルビジェＣＡＤ集計

CAD上の図形データを集計

　シンプルコルビジェＣＡＤ集計はAutoCAD 2015/AutoCAD LT 2015（オートデスク社）,IJCAD2014（インテリジャパン社製品）に対応したアドオンソフトです。

　図面から直接積算を可能にするＣＡＤ集計ソフトです。図形データ（仕様／単価）を読み込み、種類毎の集計、Excelと連携を実現します。

　家具、建具、電気器具、衛生器具、内装、面積、部品、鋼材などの集計と、様々な分野で利用できます。集計用タグデータは、用途に応じカスタマイズできます。

　ＣＡＤで作成した図面から見積書を作成したり部材／鋼材の明細書を作成できます。

他のソフトと連携

シンプルコルビジェ建設見積／シンプルコルビジェ鋼材集計と連携させるとＣＡＤから見積書を作成したり鋼材の明細書を作成できます。

■ＣＡＤ集計ダイアログボックス

　タグの種類を設定してタグを配置します。シンプルコルビジェＣＡＤ集計は、タグの構成を必要に応じて自由に変更できます。

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■主な機能

属性タグの構成

　ＣＡＤ集計はタグブロック（図形）を使います。タグブロックには属性データとして＜ｔｐ＞　（種類）と＜ｓｐ＞　（仕様）の２種類の集計に必要な情報が記録されています。＜ｓｐ＞にはタグの種類に応じて違う様々なデータが記録されています。データの区切りには、区切識別記号を使います。

ユーザーブロックの書式

　ユーザーが作成したブロックに、属性エイド型式の属性データを付加するには、名称をCORID、プロンプトは仕様、値を上記属性タグと同じ形式の内容にします。例えば、<tp>一般</tp><sp>照明器具 1F廊下,HLA1715KE,1,台,12250,12250,,</sp>に設定。

ＣＡＤ図面からの拾い出し

　長さや面積はCADの図面から直接拾えます。また、それらの数値はタグの中に計算式として残したり、測定した長さや面積は、図中に長さ表示を従う線分や矩形として残せます。これらの記録された積算根拠は、積算の正確さを保持する上でも有用となります。

Ｅｘｃｅｌとの連携

　集計されたデータは直接Ｅｘｃｅｌに出力できます。ＥｘｃｅｌのデータはそのままAutoCADの図に貼り付けたり、他のアプリケーションで使用できます。

CSV出力

　集計されたデータは、CSV形式のファイルに出力できます。また社団法人建築業協会関西支部が提案したBCS.CSV（Excelおよび各種見積ソフトで読み込みできる形式）として出力します。

データベースとの連携

　ＣＡＤ集計は名称/規格/価格等を記録されたデータベースと連結できます。例えば＜ｔｐ＞一般の場合、タグ配置ダイアログボックスでは、名称欄をクリックすると指定された一般.mdb（データベースファイル）に記録された項目の名称がコンボボックスに表示されます。いずれか一つを選択すると、選択されたものの規格、単位、価格等がデータベースから引用されます。

建設見積、鋼材集計との連携

　配置された一般タグと鋼材タグはそれぞれ弊社のシンプルコルビジェ建設見積／シンプルコルビジェ鋼材集計で直接読み取れます。

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■画面例①　シンプルコルビジェＣＡＤ集計起動画面

AutoCADを起動して、スタートメニューからシンプルコルビジェＣＡＤ集計を起動します。